神戸大学法学部に2ヶ月で受かる方法-大学編入という道
はじめまして。
私は、2020年度3年次編入学試験で神戸大学法学部に合格しました。
8月中旬から勉強を始めて2ヶ月で合格することが出来たのでどうやって勉強してきたかを紹介しようと思います。
法的三段論法の使い方すら分からないゼロからのスタートでした。
試験は毎年10月頃に行われます。
試験科目は2科目で法学概論と一般教養があります。
どちらも小論文形式の試験です。
法学概論は法学の基礎知識を問うもので、憲法民法刑法の基本、法哲学などが試験範囲です。
一般教養は一般ではない教養知識が問われます。試験範囲は社会科学全般です。範囲としては倫政と近いです。
試験範囲については別記事で詳しく解説したいと思います。
また、TOEICかTOEFLibtのスコア提出が必須となります。
勉強方法
私は試験まで2ヶ月しかなかったので大手編入予備校に入りましたが、時間があれば独学で十分受かる試験だと思います。
予備校では法学と法学政治学英語(他大用)をとり、社会科学(神大でいう一般教養)はとりませんでした。
科目ごとに勉強方法を紹介していきます。
法学概論
演習ノート法学がおすすめです。というかこれだけやれば受かります、と言っても過言ではないほど神大の法学概論対策に適した本です。
初学者はウォーミングアップ法学がおすすめです。末川博先生の法学入門が編入界隈でおすすめされていますが、それを読んで難解に感じる人はこの本がオススメです。
伊藤真の法学入門
伊藤真の刑法入門
一般教養
教養としてのロースクール小論文(上)(下)がおすすめです。
高校の倫理政経用の参考書、資料集も読んでおきましょう。
小論文を書く練習としては
社会科学系小論文のトレーニング
がおすすめです。
余談
一般受験のときは名古屋大学法学部が第一志望だったのですが、この本を使って勉強していました。
名大法学部編入では一般入試と似た問題が出ます。名大法学部編入志望者はこの本は必修です。
過去問
過去問は必ず解きましょう。
法学概論は出題範囲、傾向、頻出分野が過去問を見るだけですぐに分かります。
神戸大学法学部の編入試験は過去に出題した範囲を繰り返し出題するという特徴があります。
例えば法の欠缺は頻出です。2年連続で出題されることもありました。
過去問の入手方法は自分でインターネットの海から探し出すか、私に聞いてください。
最後に
神大法学部は京阪名に比べれば圧倒的に対策のしやすい試験を作っています。
編入試験は一般入試よりも圧倒的に出題範囲が狭く、短期間で攻略可能です。
倍率の高さに臆せず諦めず勉強を頑張ってください。
以上